限月間スプレッド取引

限月間スプレッド取引とは、異なる2つの限月取引、具体的には、期近限月取引と期先限月取引、例えば、3月限月と6月限月の2つの取引の間の価格差を呼値として取引を行い、1つの取引で、2つの限月取引について、同時に売りと買いの反対のポジションを成立させることができる取引を指します。この取引により、それぞれの限月取引の価格変動にとらわれずに、また、売付けと買付けを同数量執行できないリスクを負うことなく、円滑にロールオーバーを行うことが可能になります。
限月間スプレッド取引は、平成12年8月14日から中期国債先物取引及び長期国債先物取引において導入され、平成21年3月23日からはミニ長期国債先物取引においても導入されます